研修後レポート

研修先について教えてください

2014年7月~2015年6月まで、研修生として、米国の特許法律事務所Oliff PLCに滞在しました。 Oliff PLCは、ワシントンDC近郊のアレクサンドリアにあります。 アレクサンドリアには、米国特許商標庁も立地していることから、比較的に多くの特許法律事務所があります。 Oliff PLCは、米国では中規模の事務所になると思いますが、日本の特許事務所で働く私にとっては、とても大きくて立派な事務所でした。 オフィスは基本的に個室となっており、私にも広すぎる個室が与えられました。 働いている方々もフレンドリーで、何一つ不自由はありませんでした。

どのような研修を行いましたか?

主に実務研修です。特に、オフィスアクションに対する応答実務を学びました。 Oliff PLCは、我々のクライアントの米国特許出願を多く代理しており、それらの米国特許出願に対して、オフィスアクションが日々発行されます。 実務研修では、それらのオフィスアクションに対する応答方針を、米国弁護士とディスカッションをしながら立案して、 日本のクライアントへ提案するという作業を行います。 この実務研修では、オフィスアクションへの応答だけでなく、米国におけるクレームの解釈や、クレームをどのように記載しておくべきかなどを、 その理由も含めて深く学ぶことができました。

また、座学として、Oliff PLCや他の特許法律事務所で開催されるレクチャーにも参加していました。 米国では、多くの特許法律事務所がレクチャーを定期的に開催しています。 このようなレクチャーに参加することで、最新の情報や動向について知識が得られるだけでなく、 様々な企業や特許事務所から派遣されている他の研修生と知り合うこともできました。

プライベートはどうでしたか?

私は、事務所の厚意により、家族で渡米させて頂きました。一年間、家族と共に米国で生活したことは、忘れられない思い出です。 小学生の子供が二人いるのですが、二人とも現地の公立小学校に通っていました。 最初は英語で苦労したようですが、最終的には多くの友達に囲まれて、いい経験になったと思います。 私にとっても、子供たちを現地の小学校に通わせることで、小学校の行事に参加したり、他の親御さんと知り合いになったりして、 現地に溶け込んだ生活を経験することができました。

旅行にもたくさん行きました。ニューヨーク、ナイアガラの滝、ディズニーワールド、メキシコのカンクンなどです。 カンクンは、日本から行けばとても時間がかかるのですが、米国からは3時間程度で行けます。日本でいうと沖縄のような感覚です。

最後にひとこと。

今回の海外研修により、とても貴重な経験をさせて頂きました。 このような海外研修を受けられる特許事務所は、全国的にも数少ないと思います。 今後、同僚たちも続々と海外研修へ行くことになると思いますので、そのときは大いに学び、大いに楽しんでもらいたいと思います。